約3ヶ月ぶり桧原湖ということもあり、何から始めれば良いのか?とりあえず上司に釣ってもらおうとシャロー流してみるが案の定、彼はノンキーの猛攻にあっている。。それでも彼は黙々とキャスト続ける。11バイト10バラシ1フィッシュ。。位の割合だ。いくらなんでもバラシ率が多い…。フックがどうのこうのとボヤているが。。フックを直す気は無いらしい。。そこが彼の良いところだ。あえてそうしてるのかもしれない。。私より釣ってはいけないなどとという変な気を使っていなければ良いが。。
一通り楽しんでから私達は本格的にプラクティスを開始しする事にした。シャローを流している時に私はワカサギであろう魚が水深6m前後にいることを魚群探知機で確認していた。この微妙な水深のワカサギの群れは自分のもっとも得意とするパターンには当てはまらないのではと不安がよぎる。
最初のポイントはインレットが絡む大きな張り出し、間違い無く釣れるだろうと思ったが二人ともノーバイト。。ここは完全回遊待ちの釣りになるので時間の無駄と判断し、次なるポイントへ向かう。向かったポイントはスバリ!!「島」。この島は、魚の群れが留まり易い要素が幾つもあり、釣れれば連続バイトに持ち込める場所だ。狙う水深はあえて8m前後で6mに映るワカサギは無視する。より大きい魚はベイトの群れを下から見ているというのが私の自論だ。
「kameさん来ました!!」
沈黙を破り叫ぶ上司のロッドは綺麗な弧を描いていた。良い魚のようだ。慎重にやり取りをしてあがって来たのは800gのナイスフィッシュ!!
この魚は釣ってない私にとっても嬉しい魚。この後の釣りに多いに参考になる。しかしまぁ。。初心者のわりに良く釣る奴だ。。しかも始めてのディープの釣りで。。つくづく試合がチーム戦でないことが悔やまれる。でもこれで私に変な気を使っていないことがわかった。
その後、同じポイントで二人で数本の魚を釣り明日に温存することにした。(釣り過ぎという話しもあるが。。)次なるポイントは、ズバリ!!「橋」だ。長年のインレットの流れと湖流により地形は大きく削り取られ、大きなワンドを形成し、ボトムには大小様々の枯れ木が多く沈んでいる。上司にいい加減で適当なポイント説明を終え釣りを開始する。数投で答えは返って来た。
700gのナイスフィッシュ。水深9m付近の中層でバイトし、非常に釣りづらい展開だが魚がいることは確認出来た。その後、各所をまわり釣りをするが、総合的に見ても今回の試合は私達にとって厳しい展開になりそうな予感がする。とは言え、今日だけでみれば二人とも3本で2kg弱の魚を釣っている。決して悪くわない。明日に僅かな希望を持ちつ試合前日のプラクティスをを終えた。