今年初めての小野川湖。。
試合前の適度な緊張を感じながら、準備を終えた私は今日の試合でどんなことを学べるのかワクワクした気持ちで、朝日に照らされた小野川湖を眺めていた。実際には朝日は拝めず、肌寒く曇り空であったのだが。。(汗)
それにしても蚊が多く、お魚との勝負の前に蚊との勝負で疲れたのは私だけではなかったはず。蚊との勝負が終われば、今度は睡魔との戦いである(爆)いったい何をしに小野川湖に来たのか、一瞬目的を見失う。。そうこうしている間にスタートの合図で今日の戦いの火蓋が切られた。
出遅れた。。いつものことである。いや、出遅れたと思いたくない私はその場でキャストをした。ここが私のポイントであるかのように。。自分に言い聞かせた。当然、釣れるはずもなく出遅れた自分を受け入れるしかなかったのだが。。
場所移動。いよいよここからが勝負である。事前情報ではネスト戦になるとのことだったが、前日プラをしていないのでキッパリと捨てていた。狙いはアフター回復組のバス。先週の曽原湖戦の前日に強烈な印象を受けた蝉パターン。立木エリアでキロはあろう魚が5〜6匹、一気に浮いて来た衝撃映像が今でも頭から離れない。その日は一本だけ釣って封印したが、当日はものの見事に姿を消した。。
そして、今日も衝撃映像が見たくて前半投げまくったのだが。。チャポン♪と二回ほど可愛いバスが出ただけで釣れることはなかった。湖を半周したあたりでこの釣りを諦め、次の釣りに勝負を賭ける。移動した先は水中ハンプ群エリア狙う水深は7mといかにも私らしい場所である。湖のど真ん中でポツ〜んと浮いていたのは私以外誰も居なかったのは言うまでもない。
この時期は深くても4〜5mかもしれないが、あえて深いレンジを狙うのが私流で、旬の釣りから大きく外れた場所にはとんでもない魚が潜んでいるものである。結果的に釣れることはなかったが。。(汗)人も居なけりゃ魚も居ないと言うのが本当のことなのだと、心にしみた。
時間は11時を回っていた。ノーフィッシュでここまで来た。お遊びはここまでだ。ここから本気をだす。と、今までも本気を出していた自分をなかったことにして、自分に言い聞かせた。狙うはアグレッシブなフィーディング系?ネスト系?のキーパーないぜ!いや、あるか?まてよ?キロあるぞ!的なサイズを選べない釣り。
ガンクラフト、スクリューベイト!!のガン投げを開始した。あっ、という間に5本リミットを達成した。そのポイントにいる魚を大小かまわず根こそぎ釣ってしまうスクリューベイト!恐るべし。。
写真はキロフィッシュ。スクリューベイトに追って来たところをダウンショットでシューティング。見たか!これぞ!どシャローのシューティングゲームなのだ!!と、言ってみたところで周りには誰も居ないのだが。。…この釣りを間近で見たものは圧倒されるだろう。
そして、試合は終了した。。結果は5位と大健闘。終盤からの巻き返しは自分でも良くやったと褒めてあげたい。
今回のお立ち台メンバー。3位は布やん弟君、メキメキと実力をあげて来ている。怖い存在だ。2位は西君、JBカムバック!!そして優勝は、裏磐梯の御父様。こんな歳のとりかたをしたいものである。皆様おめでとうございます。そして、大会関係者並びに選手の皆様、大変お疲れ様でした。